2024/12/16

需要が高く転職しやすい

転職するなら需要が高い今がチャンス

転職しやすい状況

日本における2018年時点での65歳以上の人口は3,558万人で、人口全体の28.1%を占めています。少子高齢化が進む日本では介護職の需要が非常に高い状況です。人手不足が深刻化している東京都は特に転職しやすい状況といえるでしょう。

求人が多い時期

介護職はどの時期も多くの求人が出ていますが、特に多いのは1~3月です。冬のボーナスを受け取ってから退職する人が多いので、それに伴い求人数も増えます。また、年度末に予算を使い切りたいと考えている事業者も多いようです。その他の時期だと、夏のボーナスが支給された後の9~10月も比較的多くの求人が出ています。年度後半の採用計画を見直す事業者が多いので、転職する際はこれらの時期を目安にするといいでしょう。

市場の動向

デイサービスなどの夜勤がない施設は人気が高いので、経験者の方が有利に転職活動を進められるでしょう。パートの比率も高いので、正社員を希望するなら資格や経験が必要になります。国家資格である介護福祉士を取得していれば、採用率は大幅に上がります。給与面を重視する人は夜勤のある職場に転職しましょう。月に数回の夜勤があり、その分の手当をもらえます。夜勤手当の支給額については職場によって異なります。2019年の実態調査によると、夜勤手当の相場は1回につき5,000~7,000円とのことでした。仮に、1回の夜勤手当が7,000円だったとします。月に5回夜勤に入った場合、3万5,000円の収入アップを実現できます。
また、女性は介護現場での需要が高いです。これは、女性利用者への対応が求められるためです。加えて、男性は年齢を重ねると固定概念やプライドが強くなり、新しい職場に馴染みにくいというイメージがあります。そういった点でも、女性は介護業界での転職で有利です。

タイミングはいつがいいか

在職中に始める場合は、仮に転職先が決まらなくても焦らずに済みます。収入が途切れないので、余裕を持って対応できるでしょう。ただし、転職活動にかけられる時間は限られてしまいます。求人を探すだけでなく、応募手続きや書類作成、面接対策、日程調整などをしなければならず、想像以上に時間と労力が削られます。
一方、退職してから転職活動を行う場合なら、多くの時間をかけられます。仕事が決まればすぐに働けるといったメリットもあるでしょう。しかし、転職先がすぐには決まらず、長引いた場合のリスクがあります。経済的な不安が大きくなり、焦りが生じるでしょう。その結果、条件面で妥協して転職後に後悔することになるかもしれません。それぞれのメリット・デメリットを理解した上で自分に合った方法を選んでください。

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