介護職が転職活動をする際のスケジュール

事前準備

転職活動を始める際に、まずは介護業界の求人に特化した転職エージェントに登録してください。求人の紹介だけでなく、様々なサポートを受けることができます。細かいサポート内容は転職エージェントごとに異なるので、自分に合ったものを選びましょう。複数登録しても問題ありませんが、あまりに多いと管理が難しくなるので注意してください。特に登録がおすすめなのは、在職中に転職活動をする人です。限られた時間の中でも効率的に転職活動を進められるようにサポートしてくれます。

求人探し

転職エージェントへの登録が完了したら、自分の希望する条件に合う求人を探していくことになります。転職エージェントの担当者がいくつかの求人をピックアップして紹介してくれるので、それらを比較検討しましょう。気になる求人を見つけた際は、施設の情報や待遇などについても詳しく調べてください。履歴書や職務経歴書の準備に時間がかかる可能性もあるので、できることは事前に済ませておくことをおすすめします。
また、現職の引継ぎなどを考えると、退職の意向を伝えるのは早めがいいでしょう。具体的なタイミングは状況次第ですが、あまりに遅いと業務の引継ぎが十分にできず迷惑をかけてしまいます。新しい職場で働くための準備も疎かになってしまうので、上司には早めに相談しておいてください。

面接

介護職の面接は1次で終わるケースが多いです。可能であれば、面接の日程は候補日の中でも早い日程で応じるようにしましょう。面接当日は、これまでの経験などを踏まえながら熱意をアピールしてください。経験値が高ければ高いほど採用率は上がります。面接中に採用担当者からいつから働けるか聞かれた場合は、採用される確率が非常に高いです。こちらから直接質問できる貴重な機会でもあるので、気になるポイントを事前に整理しておきましょう。

内定

採用が決まったら、内定の連絡が届きます。複数応募して他の施設からの連絡を待っている場合もあるでしょう。一旦保留にしたい場合はその旨をすぐに連絡してください。そうでない場合は、速やかに入職の意思を示します。条件面で迷う材料があるなら、転職エージェントの担当者に相談してください。
不合格の通知があっても、諦めずに転職活動を進めてください。東京都は介護職の需要が高いので、自分に合う求人が必ず見つかります。仮に何度も落ちてしまうようであれば、自分のスキルや経験と採用側が求めている人材像がマッチしていない可能性があります。その場合は、転職活動の方向性を見直してください。